就活面接,女性の靴はパンプス以外でも大丈夫?

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面接の日、何を履いていきますか?

スタンダードなパンプスを選ぶ方も多いと思いますが、正直パンプスなんて履きたくないって方も多いですよね。

当然のように靴擦れするし、足の指にマメできるし、つま先痛いし、ってトラブル続出で次の日、あし絆創膏だらけって、よくある話で、どうにか他の選択肢はないかなって、やっぱり考えますよね。

こんなこと思ったことありませんか?

『企業の面接官て、靴なんて見るの?』って。


面接の日でも足元に不安を抱えないためにも、どんな靴がいいのか、採用担当者は実際どう見てるのか、気になるポイントをくわしく解説していきます。


パンプスを履きたくない、という人必見です!



面接の靴、実はそんなに気にされてない

面接での第一印象はすごく大事だけど、実は靴については思ったよりも柔軟な見方がされてることが多いようです。
大切なのは清潔感と、全体のバランス。

ここでは、面接官が本当に何を見てるのか、そしてどうやって靴があなたの全体のイメージを作っていくかをくわしく話していきますね。

面接官が語る靴より大事なこと

多くの面接官は、応募者がその仕事にどれだけ合っているかを見るために、靴以上に他の要素をチェックしてるですよ。

全体のバランス、清潔感の方が靴よりもずっと大事。

面接官のほとんどは、靴が清潔で、服装に合っていれば、ヒールだろうとローファーだろうととくに問題ないと考えてるようですよ。

面接官は何を見てる?足元の真実

withnewsの記事によると、全体のイメージを整えることがもっと重要だってことを教えてくれていますよね。

この情報は、とくにパンプスが苦手で、靴選びに不安を感じている人にとって、面接官の意見として「とくに足元は気にしていない」はすごく心強いはず。

だから面接の靴選びで神経質になる必要はありませんよ。


パンプスは、あくまでマナーとして面接の場では無難ですよ、って就活サイトなどが紹介しているだけにすぎません。

パンプスやハイヒールの強制に対する世界中で起こった抗議

過去に世界中で、職場のドレスコードについての抗議が起こりました。

とくに、女性がハイヒールやパンプスを履かなければならないというルールに対する反対運動です。

いくつかの国での事例を紹介します。


カナダ

2017年、カナダのブリティッシュコロンビア州では、職場で女性がハイヒールを履かなければならないというルールを禁止しました。

これは、ハイヒールを履くことで足に負担がかかり、健康に悪い影響があると認められたからです。この新しい法律は、女性だけにハイヒールを強制するのは不公平だという考え方に基づいています。

イギリス

2016年、ロンドンで働く女性がフラットシューズ(ヒールがない靴)を履いて出勤したところ、ヒールのある靴を履くように言われました。

この女性、ニコラ・ソープさんは、この要求が不公平で性差別的だと感じました。

彼女は政府に対して、職場での服装ルールを見直すよう求める署名活動を始め、多くの人がこれに賛同しました。

結果として、政府が企業の服装ルールについて調査を行うことになりました。

フランス

フランスでも、職場でヒールを履くことを強制されることに対する反対運動がありました。

例えば、フランスの航空会社では、女性客室乗務員がヒールのある靴を履くことを求められていました。

これに対して、乗務員たちや労働組合、女性団体が抗議し、ヒールを強制することが健康に悪い影響を与えると訴えました。



そして、このような反対運動は日本国内でも起きました。

#KuToo運動と職場の靴選びへの影響

具体的には、2019年に女優の石川優実さんがSNSでこの問題を取り上げ、すぐに多くの人々の共感を呼びました。

この運動は、なぜスタートしたのか、そして、私たちの靴選びにどんな影響を与えてきたのか?

パンプス意外に適切な靴があれば、面接も仕事もぐんと楽になります。

#KuToo運動がどんなふうに始まって、職場での靴の選び方にどんな変化をもたらしたのかをちょっとだけお話ししますね。


#KuToo運動って何?

#KuToo運動は、ハイヒールやパンプスを強制される職場のドレスコードに対する女性たちの不満から火が付きました。

この運動は、日本の社会において大きな議論を呼び、職場や面接の場での靴選びにおける自由度を高めるきっかけとなったんです。

その結果、多くの企業がドレスコードを見直し、より快適で実用的な靴が選べるようになったんです。

とくに面接では、見た目だけでなく実力を正しく評価してもらうために、自分らしい靴を選べるようになりました。

就活面談でパンプス以外に適した靴選び,おすすめは?

面接の日は、見た目だけでなく、長時間の快適さも重要です。

とくに靴選びは、自信を持って一日を過ごすための鍵となります。

ここでは、フォーマルな見た目を保ちつつ快適性も確保できるパンプス以外の靴に焦点を当てます。

面接に使えるパンプス以外の靴:オックスフォードとダービーシューズで印象を整える

面接官が最も評価するのは、あなたのスキルや経験、そして面接での振る舞いです。

でも、適切な靴を選ぶことも、全体の印象を完成させるための一部としては重要かもしれません。

靴が面接の合否を左右するわけではないけど清潔で適切な靴は、いい印象をサポートしてくれます。

オックスフォードシューズ

とくに保守的な業界や、ちょっとフォーマルな職場を目指しているなら、オックスフォードシューズがおすすめ。

これらの場所は、細部にまで気を配る文化があるので、靴はその一環として扱われます。

この靴、閉じた編み上げで洗練された雰囲気を出してくれるから、スーツスタイルにピッタリです。

面接においてオックスフォードシューズを選ぶときは、以下の点に注意。

  • : 黒やダークブラウンは最もフォーマルな選択肢とされています。
  • 素材: 高品質のレザーを選ぶことで、よりプロフェッショナルな印象を与えることができます。
  • メンテナンス: 靴をきれいに保ち、定期的に磨くことを忘れずに。

ダービーシューズ

もう少しカジュアルな職場、たとえばクリエイティブな業界や新しいタイプのスタートアップだったら、ダービーシューズもおすすめです。

開いた編み上げが特徴で、履き心地もよくて、長時間の面接でも足が疲れにくいのが魅力。

色や素材のバリエーションも豊富だから、自分のスタイルに合わせやすいですよ。

ダービーシューズを選ぶときは、以下の点を考慮するといいですよ。

  • フィット感: 足にフィットするサイズを選び、長時間着用しても快適であることを確認してください。
  • スタイルの多様性: さまざまな素材やカラーで利用可能。面接の服装に合わせて選ぶことで、個性を表現する余地があります。
  • 合わせる服: ビジネスカジュアルスタイルにもマッチするため、幅広いスタイリングが可能。


面接でのパンプスの代替品:ローファー,バレエシューズ,そしてオペラシューズ

とくにパンプスが苦手な方にとって、ローファーやバレエシューズ、オペラシューズは十分代替品になり得ますよ。

ここでは、これらの靴がどのように面接のスーツと調和して、どのようなメリットを持つのかをくわしく解説しますね。

ローファー

ローファーは、その実用性とフォーマル感で、多くの職場で好まれています。

とくにパンツスーツと合わせると、その真価を発揮しますよ。

  • スーツにマッチしやすい: ブラックやダークブラウンのレザーローファーは、どんな色のパンツスーツにも合います。
  • 長時間の快適性: フラットまたはローヒールで設計されているため、面接が長引いても足の疲れを感じにくいです。

バレエシューズ

バレエシューズはその柔らかさと洗練された見た目で、多くの女性に愛されています。

とくに、スカートスーツとの相性が抜群です。

  • 女性らしい印象をプラス: スカートスーツやワンピースとの組み合わせに最適です。
  • 配色と素材の選び方: 中立色を選ぶことで、服装と自然に調和します。


オペラシューズ

オペラシューズは、本来男性の礼装用としてオペラ観劇時に着用されるシューズから女性用にアレンジされたものです。

この靴は、ローファーのカジュアルさとバレエシューズの洗練さをあわせ持っていて、甲の部分がしっかり覆われているので、安定感があり歩きやすくなっています。

  • スタイルと機能のバランス: オペラシューズは、そのスリムで洗練されたデザインで、スーツやフォーマルウェアにすんなりと調和します。また、フラットヒールであるため、長時間の立ち仕事や移動も苦になりません。
  • 素材と色の選び方: 高品質なレザーやスエードを選ぶことで、耐久性と見た目の豪華さを確保できます。カラーは黒やダークトーンを選ぶとどんな色のスーツにも合わせやすいです。



これらの靴を、パンプスの代わりに選ぶことで、一日を通して足元を気にすることなく面接において、きちんとした印象を保つことができます。

どちらも、機能性と全体のバランスを考慮した上で選ぶことが重要ですよ。

そうすることで、面接の場でも自信を持って臨むことができるはずです。


それでも、「周りはパンプスの人も多いし、自分だけ違うのはやっぱり不安」みんなと違うと、そう感じることもありますよね?


減点されないか不安,パンプスが無難じゃない?

ほかの選択肢も考慮に入れたいところだけど、それでも不安を感じて無難な選択をしたいという場合は、フラットパンプス、ローヒールパンプスを選ぶといいですよ。

ここでは、不安なく面接に挑めて、足への負担も少ないフラットパンプスとローヒールパンプスを紹介しますね。

フラットパンプス(ぺたんこ靴)

フラットパンプスは、ヒールのない平らな底が特徴で、長時間着用しても足が疲れにくいです。

でも、硬い地面からの衝撃は直接足に来るため、クッション性の高いインソールを追加することをおすすめします。

これで歩きやすさが格段にアップしますよ。

ローヒールパンプス

ローヒールパンプスは、ヒール高が2.5cm以下のものを指し、少しの高さで立ち姿が美しく見える一方で、フラットパンプスに比べて足への負担が少ないのが魅力です。

3cm以下のローヒールなら、きちんとした見た目を保ちつつ、長時間の面接や移動も楽にこなせます。


パンプス以外の靴だとちょっと不安かも…という場合は、このいずれかを選択することで、面接への不安も足の不安も気にせずに集中することができます。


「すでに外反母趾で、パンプスだとどうしても足が痛くなる」っていう場合でも大丈夫です。



とくに面接などのフォーマルな場では、きちんとした印象を与えつつ、一日中心地よく過ごすことができる靴を選びましょう。

まとめ:パンプス以外で勝負

就活の靴選びは、快適さとスタイルの両立が重要。

パンプスだけでなく、以下のポイントを参考に適切な靴を選んでください。

  1. フィット感が良いものを選ぶ: キツすぎず、大きすぎず、足にぴったり合う靴を選ぶ
  2. クッション性を重視: 足の疲れを軽減するため、内部クッションがしっかりしている靴を選ぶ。
  3. 適切なヒールの高さを選ぶ: 長時間の使用でも足への負担の少ない低めのヒール(3cm未満)を選ぶ。
  4. 素材の選び方に注意: 足の痛みやムレを防ぐために、通気性が高く柔らかい素材を選ぶ。
  5. パンプス以外の選択肢を検討: ローファー、オックスフォード、バレエシューズなど、さまざまなスタイルから選ぶ。

これらのポイントを踏まえると、就活中も足の負担を最小限に抑え、自信を持って面接に挑むことができます。

パンプス以外にも、面接に適した靴はたくさんあります。

以下、まとめました。

  • ローファー: クラシックで落ち着いた印象を与え、どんなスーツにも合わせやすい。
  • オックスフォードシューズ: 知的な印象を与え、フォーマルな場面にも適している。
  • バレエシューズ: フェミニンな印象を与え、歩きやすい。
  • フラットシューズ: シンプルで洗練された印象を与え、長時間履いても疲れにくい。
  • オペラシューズ:スリムで洗練されたデザインで、スーツやフォーマルウェアにすんなりと調和


ほとんどの面接官が「足元は気にしていない」というように、極端な印象を与えず(スニーカーやボロボロの靴など)、バランスが整っていればパンプス以外でも、面接を制覇することは十分に可能です!

想像してみてください。

家を出た直後から面接会場に向かう間、なんとなくパンプスがかかとをコスる。

徐々に痛みを感じてきて会場に近づくにつれてその痛みは増してくる。

頭の中では、血だらけになったかかとの絵が浮かぶ。

パンプスを脱いでかかとを見ると案の定….  ち。

なんてことにならないためにも

上記を参考に、自分に合った靴を選んで、自信を持って面接に臨みましょう。

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