パンプスを履くとなぜか、いつも小指が痛くなる!
この記事ではパンプスを履いたときに小指がどうして痛くなるのか、その原因と靴のサイズ、形状、ヒールの高さなど、小指に影響を与えるさまざまな要因と、すぐにできる対処法、そして痛みを防ぐための対策や、ちょっとした工夫を紹介します。
パンプス履いたら小指が痛いのはなぜ?
パンプスを履くと、とくに長時間歩いたり立ったりしてると、小指がめちゃくちゃ痛くなることありますよね。
パンプスを履いたときに小指が痛くなるのは、実は結構多くの人が抱える問題なんです。
とくにタイトなトゥボックスや高いヒールは、足の形や体重の配分に影響を与えるので、小指に余計な圧力がかかることが原因で痛くなるんです。
でも大丈夫、これからその原因を一つ一つ見ていきながら、どうすれば痛みをやわらげることができるのかを詳しく説明していきます。
この痛みの原因はいくつかあるけど、主には
- 遺伝的な要因、
- サイズの間違い
- ヒールの高さ
などが、関係していることが多いんです。
もしかして外反母趾?遺伝が小指の痛みにどう関係してる?
外反母趾って知っていますか?
これは足の親指が他の指に向かって曲がってしまう病気で、主に遺伝が関係しています。
でも、小指が痛くなるのも外反母趾の影響かもしれません。
小指のまわりの骨の構造や筋肉の弱さも遺伝の影響を受けることがあり、それがパンプスを履いたときの圧力に耐えられなくなって痛みが出る原因になることがあります。
パンプスのサイズ、間違えてない?それが痛みの原因かも
パンプスを履くと足の小指が痛くなる場合、主に以下のいくつかの部分のサイズが合っていない可能性があります。
- 幅(ワイズ)
- サイズ(長さ)
- 形状
くわしく見ていきます。
幅(ワイズ)
- 足の幅に合わないパンプスを履くと、足の小指に圧力がかかりやすくなります。とくに、パンプスが狭い場合、小指が靴の端に押し付けられ、摩擦や圧迫による痛みが生じることがあります。パンプスを選ぶ際は、足の幅に合ったワイズ(幅広指定など)を選ぶことが大切です。
サイズ(長さ)
- 長さが合っていない場合も小指に痛みが出やすいです。特に靴が小さいと、足の先が靴の先端に圧迫され、小指が不自然な位置に押し込まれることがあります。靴を選ぶ際には、立った状態で、最も長い指から靴の先端まで少なくとも1cmのスペースがあることを確認してください。
形状
- パンプスの先が尖っているデザイン(ポインテッドトゥ)は、特に小指に負担をかけることがあります。足の形によっては、ラウンドトゥやスクエアトゥのような、先の丸い、または広いデザインの方が小指への圧迫が少なくなります。
これらの点に注意して、足にフィットするパンプスを選ぶことが重要です。また、試着時には実際に歩いてみて、小指に違和感がないか確認すると良いでしょう。適切なサイズと形状を選ぶことで、小指への痛みを軽減できます。
ヒールの高さって、小指にどれだけ負担かけてる?
- 足にかかる力の分け方
- 足の形と靴の形
- 歩くときの安定性
ヒールの高さが足の小指にどう影響するかを、もう少しわかりやすく説明します。
1. 足にかかる力の分け方
- 重心の移動: ヒールが高いと、体の重さが足の前の部分(つま先の近く)に集まります。そのため、小指や他の指が靴の前に押し付けられ、痛くなることがあります。
- 圧力の増加: ヒールの高さによって体の重心が前に移動すると、足の前部、特につま先が地面につくたびに受ける衝撃が大きくなります。これにより、小指を含む足の前部にとても強い圧力がかかり、小指には特に痛みや圧迫感が生じやすくなります。
2. 足の形と靴の形
- 足が前に滑る: 高いヒールを履くと、足が靴の中で前に滑りやすくなります。特に靴の先がとがっていると、小指が靴の端に強く押し付けられ、痛みが生じます。
- 小指の圧迫: 尖った靴は小指にとって狭いため、長時間履いていると小指が痛くなったり、皮が固くなったりすることがあります。
3. 歩くときの安定性
- 歩きにくさ: ヒールが高いと、安定して歩くのが難しくなります。これにより、小指をはじめとする足の指に余計な力がかかり、痛みの原因になります。
- 筋肉への負担: 不安定な歩き方は、足の筋肉に余計な力がかかり、足が疲れやすくなることがあります。
これらの点に注意して靴を選ぶことで、小指の痛みを軽減することができます。
足の小指に優しいパンプスを選ぶ3つのポイント
小指に優しいパンプスを選ぶためのポイントは以下の3つ。
- ヒールの高さと形
- トゥボックスの形状
- 素材の選択
ヒールの高さと形
できるだけ低いヒールを選びます。2cm〜3cmのヒールが理想的です。この高さは日常的な歩行において最も自然で、小指や足の前部にかかる圧力を減らすことができます。また、太めのヒール(ブロックヒールなど)は、薄いヒールやピンヒールに比べて安定感があり、足への負担を軽くします。
トゥボックスの形状
トゥボックスは足の指が自由に動かせる、ラウンドトゥまたはスクエアトゥがおすすめです。つまり「トゥボックス」が広めで空間があるほど、指が自由に動かせるから圧迫感も減って、小指へのストレスがグッと少なくなります。
素材の選択
柔らかくて伸縮性のある素材を選ぶことがポイントです。天然皮革(レザー)や高品質の合成素材は、足の形に合わせて柔軟にフィットし、小指への圧力を和らげます。また、通気性が良い素材を選ぶことで、長時間履いても快適です。
これらのポイントを押さえることで、小指に優しいヒールの靴を見つけることができます。
癖のある歩き方が小指に負担をかける?その特徴は?
パンプスを履いたときの歩き方の特徴として、以下のような歩行の癖が小指に影響を及ぼすことがあります。
- 外側への重心移動
人によっては、歩く際に体重が足の外側、特に小指の方へ移動することがあります。
この重心の偏りは、小指に余計な圧力をかけ、痛みや靴擦れの原因となることがあります。 - 足の指を内側に曲げる癖
パンプスを履くと足の指を無意識のうちに内側に曲げがちになる人もいます。
これにより、小指が靴の側面や先端に押し付けられて、圧迫や痛みを感じることがあります。
これらの癖は、適切なサイズや形の靴を選ぶ、正しい歩き方を意識することで改善することができます。
まとめ
パンプスを履いたときに小指が痛くなるのは、多くの女性が抱える悩みです。この痛みを防ぐためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
- 適切なサイズと形状の靴を選ぶ: 足の幅や長さに合った靴を選び、とくにトゥボックスが広めのデザインを選びましょう。足にフィットする靴を選ぶことで、小指への圧力を減らすことができます。
- ヒールの高さを抑える: 高すぎるヒールは小指に大きな負担をかけます。できるだけ低めのヒールを選び、安定感のあるデザインを選ぶことで、小指への負担を軽減しましょう。
- 市販のアイテムを活用する: ドラッグストアや100均で手に入る靴擦れ用の絆創膏、中敷き、インソールなどを使用して、小指を守りましょう。これらのアイテムは即効性があり、痛みを和らげるのに役立ちます。
- 正しい歩き方を意識する: 歩くときに足の外側に重心が偏らないようにし、足の指を自然な位置に保つことを心がけましょう。正しい歩き方を意識することで、小指への負担を減らすことができます。
次にパンプスを履くときには、ぜひこの記事で紹介した対策を試してみてください。
まずはお気に入りのパンプスを履いて、実際に歩いてみましょう。快適さを実感できるはずです。そして、痛みが軽減したと感じたら、それがあなたに合った方法です。
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